立ち会いは何回必要か — 答えは「二回」から「ゼロ回」までの設計です
「娘は『ごめん、行けない』の一点張り、私も九州から行くとなると仕事を三日は空けないといけません。誰も住んでいない部屋に家賃を払い続けるのが、こんなに落ち着かないものとは思いませんでした」。草津市の部屋を解約できずにいた九州の親御様の言葉です。立ち会える人がいない部屋は、実際には「立ち会いの回数を設計していない部屋」でした。
毎回立ち会う前提は、頼む側の義務ではありません
見積に一回、作業日に毎日、完了確認に一回——そう数えると、遠方からは成立しません。しかし立ち会いが必要なのは「その場でしか判断できない」場面だけです。判断を写真・台帳・通話に移せば、現地に体を運ぶ回数は運用で決められます。通えないことは、あなたの怠慢ではありません。
立ち会いを減らす四つの運用部品
- 鍵: 管理会社経由など受け渡し方法を先に決め、当社だけで伺う形が組めます
- 判断の場: 全量を撮影し番号を振った写真台帳に印を付けるか、時間を固定したビデオ通話で「それは処分」「それは送って」を決めていただきます
- 迷う物・貴重品: その場で処分せず保留箱と貴重品箱へ。写真でご確認のうえ、必要な物は配送します
- 完了確認: 作業の節目ごとに写真と動画をお送りし、最終確認も画面越しにできます
実際の回数と実額
- 立ち会い二回: 高島市の相続古民家。最初の立ち会いと最後の確認だけ現地で、中間の判断はすべて写真と動画。迷う品は保留箱に集めて最終日にまとめて確認。費用276,000円・古民具などの買取52,000円。[高島市の相続古民家の事例(case 0026)]
- 往復ゼロ・通話四回: 湖南市の相続空き家。横浜のご夫婦が平日夜30分のビデオ通話を判断の場に固定し、四回の通話で全判断が完了。搬出から売却前の全室清掃まで297,000円・買取41,000円。[湖南市の相続空き家の事例(case 0032)]
- 家族の誰も行かない: 冒頭の草津市の部屋。鍵は管理会社経由、三者LINEグループの写真台帳に東京の娘さんが印を付け、三日で判断が出揃い1日で搬出。84,000円から家電と自転車の買取17,000円を相殺して実質67,000円。[草津市の退去代行の事例(case 0042)]
立ち会いの運用で伺う質問
立ち会いは何回必要ですか
内容によりますが、2回程度に収めた例があります。鍵の受け渡しと最終確認だけ立ち会っていただく形です。ご事情に合わせて回数を減らす方法をご相談ください。
空き家の片付けは立ち会いが必要ですか
毎回の立ち会いは必要ありません。鍵をお預かりして進めた例もあります。ただし残す物の判断が要る場面では、写真をお送りして確認をお願いします。
近隣への挨拶はしてもらえますか
ご希望があれば伺います。搬出で通路を使う場合は、事前にお声がけした方が良いこともあります。逆に知られたくない場合は、挨拶をせずに進めることもできます。


