子どもが出て、家だけが広い — 数十年分の荷物と、いまの体力の話
「私たちが元気なうちに、と言い出したのは主人です。でも三代分ですから、始めると二人とも疲れ果てて、『またにしよう』が三回続きました。気持ちはあるのに体がついてこない、それが正直なところでした」。彦根の城下の家にお住まいの70代ご夫婦の言葉です。
三度の挫折は、意志の弱さの証拠ではありません
子育ての数十年で増えた物、親から引き継いだ物、来客用にそろえた物。その総量と、いまのお二人の体力・週末の時間は、そもそも釣り合っていません。ミスマッチを「今度こそ頑張る」で埋めようとすれば、疲れ果てて中断し、徒労感だけが積み上がる——止まっていたのは気持ちではなく、量に合わない進め方でした。
「頑張る日」をなくす、という設計に変えます
- 定期便に固定します。彦根の事例は月二回・各3時間の訪問に切り替え、進み具合を意志ではなく日程が保証する形にしました。ご夫婦が考えるのは「次の回にどの棚をやるか」だけです。
- 出口から逆に決めます。大津のマンションでは「次の住まいの広さに収まるか」という物差しで、守山のご夫婦は渡す相手(甥御さん)の意向を先に確認することで、残す物の議論が一気に縮みました。
- 疲れる前に終わる範囲しかやりません。中断ではなく「今日の分の完了」を毎回積みます。
独立後のご夫婦と進めた実例
- 三代分の婚礼道具・仏具・蔵書を、月二回×半年の定期訪問で見送った城下の家。費用312,000円(月払い52,000円×6か月)、婚礼箪笥やレコードの買取61,000円 — [彦根市の生前整理の事例(case 0043)]
- お子様の独立から10年、段ボールが3か月積まれたままだった3LDKを、売却前に1日で整理。220,000円、家具・家電などの買取85,000円 — [大津市のマンション売却前の事例(case 0006)]
- 「誰かに残す」と「残さない」で棚上げが続いた守山のご夫婦は、甥御さんの「カメラ一台で十分」の返事で決着。196,000円からカメラ・書籍などの買取108,000円を相殺して実質88,000円 — [守山市の終活整理の事例(case 0044)]
進め方について聞かれること
少しずつ進めることはできますか
できます。押し入れ一つ分から始めて、四回に分けて進めた例があります。一度に全部やる必要はありません。どこから手をつけるかだけを決めるところからご一緒します。
一部屋だけでも頼めますか
一部屋だけでも承ります。まず気になる場所を一つ片付けて、残りは後日という進め方もできます。範囲を区切ることで費用も抑えられます。
体力的に限界です
無理に動いていただく必要はありません。物を運ぶ作業はこちらで行います。判断だけお願いして、あとは座ったままでも進められます。

